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久語 輝彦; 土橋 敬一郎; 金子 邦男*
Journal of Nuclear Science and Technology, 27(9), p.870 - 874, 1990/09
NEACRPのCriticality Safety Calculations Working Groupにより提起されている問題の中に、ペレットが燃料溶液に囲まれている体系が含まれている。この問題では、同じ共鳴核種が隣合う物質に存在しているため、共鳴吸収の取扱が難しい。この問題に対する種々の共鳴吸収計算手法の妥当性を連続エネルギーモンテカルロコードVIMを基準計算として調べた。その結果以下のことがわかった。ダンコフ係数法は、ペレット内でのUによる共鳴吸収をかなり過小評価または過大評価した。Toneの方法は、全体系でのUによる共鳴吸収をかなり精度よく評価した。但し、これはペレットでの過大評価と燃料溶液での過小評価が打ち消し合ったためであった。PEACO法は、ペレット、燃料溶液ともに精度よく共鳴吸収を評価した。